Bravoprodigy CNCでできる事(レーザー)
不定期掲載のBravoprodigy CNCルーターコラム
初回~第3回まではBravoprodigy CNCルーターでできる加工について掲載予定です。
Bravoprodigy CNCルーターは全機種1台で3役(①ルーター②レーザー③ドットピーン)の加工ができるマシンです。
第2回ではレーザー加工について説明します。
レーザー加工と言えばご存じの通り金属や木材の切断から彫刻(マーキング)までできる便利な機械です。
Bravoprodigy CNCルーターで使えるレーザーは3W(3000mW)と低出力であるため、
CO2などの不活性ガスや電源改造の必要がなく、家庭用電源(100V)のみでレーザー加工ができます。
そのためレーザーによる木材のカットはできませんが、ルーターによる刃物での切削で切り出せます。
レーザー加工後、X,Yの原点を移動させなければ同心で切りだせるのでデザインがずれたりする心配もありません。
またレーザーで切断しないため黒く焦げた端面全周をサンドペーパーなどで仕上げる時間を大幅に削減できます。
では実際にBravoprodgy CNCのレーザーでどこまでの事ができるか、まずは一番使うことの多いテキストをレーザーしてみます。
フォント :MSP明朝
フォントサイズ:1mm , 2mm , 3mm , 4mm , 5mm , 8mm , 10mm
材料 :木材
レーザー出力 :50%
送り速度 :1500mm/min
MAX3Wのレーザーの出力50%での出來は如何でしょうか?
2mm,3mmの文字が一番キレイに加工出来ていると思います。
テキストのアウトラインのみをレーザーしているため、4mm以上の文字だと大きな文字の場合はアウトラインの中を塗りつぶす必要があります。
1mmの文字は何となく文字が分かるものの、デザインした以外の人が見ると判らないかもしれません。
100V電源があれば簡単にレーザーで文字やロゴなど彫刻できるので、小ロット品のために焼き印を作らなくともBravoprodigy CNCルーターで解決。
段ボールや皮革にも加工できるので自分のオリジナル梱包材や製品も簡単に製作できます。
1台あればルーターもレーザーも打刻(ドットピーン)もできるBravoprodigy CNCルーターをもっと詳しく知りたい方は
是非メーカーのオフィシャルサイトかYOUTUBEチャンネル、源記貿易のCNCルーター特設ページを是非ご覧ください。